さがし絵を作成しました

子どもたちの言葉の発達を促すために、さまざまなアプローチがありますが、今回はその中でも楽しく取り組める「さがし絵」教材についてご紹介します。

「さがし絵」とは、絵の中から指定されたものを探し出す活動。まるで宝探しのようなワクワク感があり、遊びながら自然に言葉の力を育むことができます。

では、この教材にはどんな力が必要で、どのように言葉の発達につながるのでしょうか?

指示されたものをすぐに探すには、短期記憶ワーキングメモリや注意集中力といった能力が使われます。絵をみて「うみがめ、うみがめ」などと関わり手が言語化して聞かせることで、言語理解への意識づけにも使えます。

「見つけた!」「ここにある!」など、自分の気づきを言葉で伝えることで、自己表現の力コミュニケーションの土台が育っていきます。

また、他の人と一緒に行うことで、会話のやりとりも生まれ、実際の場面で使える言葉の力が身につきます。

「さがし絵」は、ただの遊びに見えて、実はたくさんの言葉の力を引き出してくれる優れた教材です。楽しみながら取り組めるので、言葉の発達が気になる子どもにとっても、無理なくステップアップしていけます。

ぜひ、日々の支援やご家庭での遊びに取り入れてみてくださいね。

コメント