ゆっくり話す練習プリント~発音の改善のために

「発音が悪い」といっても、様々な理由があります。

中には、構音器官の運動に問題はない、ひとつずつの音もそれなりに出せているのに「発音が悪い」場合があります。

一体何が起こっているのでしょうか?

これは構音器官の器用さが関係しています。

手先の運動で考えてみると、マジシャンの方や職人の方のようにびっくりするほど器用な人から不器用な方まで運動能力は千差万別です。

構音運動でも同じようなことが言えます。アナウンサーの方のように早口ことばを軽々こなしてしまうような方からかみやすい方まで器用さは千差万別なわけです。

構音もあくまで運動ですので、単音がそれなりに出ている場合は一音ずつ伸ばしながらゆっくり発音していくと明瞭度が上がる場合があります。

ゆっくりができるようになると少しずつスピードアップしていきましょう。

まずは2文字のことばから。

この教材では、音節数と拍(モーラ)が一致する語彙を意識して選抜するようにしています。なるべく多くの音を使えるようにしています。ぜひご利用ください。

この教材は言語聴覚士やことばの教室の先生などの指導を受けながら実施するようにしてください。

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